「ケベックでおすすめのグルメなシュガーシャックスポット」

Text by: Quartz Co. Editorial Team

シュガーシャックはまさにケベックの伝統。時が経つにつれ、地元で有名なシェフが各地の美食家たちを楽しませるべく、伝統的な料理を再考案しメープル製品の可能性を新たな方向へ独創的に広げて、メニューを発展させることに熱中するまでに。春が刻々と近づくなか、忘れられない、そして紛れもないケベックの食体験ができる、グルメなシュガーシャックのおすすめスポットをご紹介します。 

有名なオ・ピエ・ド・コションを語らずして、グルメなシュガーシャックを書き表すことはできません。ケベック料理の伝統と豊かな暮らし文化の讃歌として、シェフであるマーティン・ピカードは、その創作性によりシュガーシャックを現代向けに再考案しました。グレイズドベーコンのオートミールスープ、揚げ豆腐、フォアグラからメープルクレームキャラメルのフランベまで、メープルのシーズンにいただく昔ながらの料理を大胆かつグルメに改めて考案されたメニュー。この伝説のスポットはいつも人気なので、数か月前(あるいは1年前)に前もって予約することをお忘れなく。 

ラ・キャバン・ダ・コテは、シュガーシャックスポットであるオ・ピエ・ド・コションの姉妹店で近所にあります。こちらのシュガーシャック体験は何よりもまず、地元の食材を使用した伝統的な料理による、食への見解を追及しています。豆のスープ、トゥルティエール、ミートボールや豚足のシチュー...テーブルに運ばれる雪の上に乗せたメープルタフィーまで何でも揃っています。代表的な料理は、最高のクオリティの食材と共に薪窯オーブンで調理されます。ケベックの魅力に満足して、お腹いっぱいに笑顔でテーブルから立ち去ること間違いなし。

シェフのルイ=フランソワ・マーコットはヴェルジェ・ラクロワとチームを組み、地元の食材と情熱を称えた、居心地のいいシュガーシャックを創りました。3つのメニューが用意されシェアが可能。どのメニューにもクラシックな料理(豆のスープ、メープルビーンズ、ふわふわのオムレツ)が含まれており、オプションで薫製場のお肉やフォアグラのムースを追加できて、さらにグルメな体験に!食事と一緒に、ラクロワ家のさまざまな自家製サイダーやお酒もどうぞ。ラ・タブレ・デ・ピオニエは心をこめて作られたケベック料理を提供しており、家族や友達と美味しい食事を囲んで素敵な時間を過ごせること間違いなし! 

この美食シュガーシャックは、レラブリエ・シェフォールとモントリオールのレストラン、レザファメのコラボレーションによるもの。2016年以来、フレンドリーな雰囲気のなか過ごすメープルの季節の食事を、忘れられないものにしようと力を入れてきました。ここでは伝統から離れた料理、スモークサーモンのリエットと玉ねぎときゅうりのマリネのクリスピータコスや、ライムと唐辛子を添えたベイクドビーンズ、パストラミ、フライドチキンのパンケーキがメニューに並びます。ほとんどの食材が地元産であることを知りながら食事を楽しみ、元祖シュガーシャックを思わせるダイニングルームの素朴な魅力を味わえるでしょう。

シュガーシャックでの食事を楽しむのに、街を出る必要なし!過去8年間の毎年、イベントスペースであるラセナはシュガーシャックのようになり、モントリオールの料理界で有名なシェフを呼んで、メープルの季節にインスパイアされた4つのコースメニューを提供しています。ローラン・ゴドブー、ダニー・サン=ピエール、ハキム・シャジャールにつづき、2020年はダレン・ベルジェロンがメニューを考案します。提供される12品には、ケベック産リンゴのブラックプディング、カボチャとメープルのスープ、メレンゲとタフィのデザートがありますよ。

これら5つのシュガーシャックは、伝統的なケベック料理がかつてないほどおもしろいことの確かな証拠。カナダのグルメシーンで確かな地位を確立しています。オ・ピエ・ド・コションは名誉ある“カナダベスト100”にもリストアップされています。今年はメープルの季節を思いっきり満喫して、短い期間かもしれませんが、これらのシュガーシャックを訪れ忘れられない美味しい食事を体験してみてはいかが?

Photos by: Au Pied de Cochon, La Cabane d'à Côté, Alison Slaterry